2005年01月08日

【雑記】叩きやすい所を叩く事…

 叩きやすい所を叩く事は案外誰だって出来ます。
 自分が不満に思っているところを口にすれば良いだけですから。

 でも、それって叩かれた方は不満に思うのです。
 「自分だって出来もしないのに偉そうな事を…」という不満は誰だって思った事があるでしょう。

 どうせなら、「ここは問題があるからここをこうすれば良いのではないか」といった意見があり、
不満点がその代案と共に広まれば、改善の余地はもっと広まると思うのです。
 その代案では穴があったとしても、部分的にでも生かせる事が出来れば、結果として向上が
望める
のです。

 仕事をする上でプロ意識は必要ですが、誰だって初めからプロの仕事なんて出来ません
 先輩なり取引先なりお客さん、同僚に揉まれた上で、だんだんと身に付いていくものだと思います。

 特に、先行例がほとんど無いサービスを受けている訳です。
 ミッションクリティカルな、人命や財産、社会全体への危険性はありません。

 当然それを前提に、サービス提供側が甘く見て運営する事は絶対に許されませんが、
プレイヤー側が余裕を持って接する事が出来れば、大きな問題ではないのです。

 ミッションクリティカル云々の話を出しましたが、人命や財産を確実に保全する為の設備で有れば、
おそらく月々の運営料金を数倍程度にでもしないと不可能でしょう
 そういった意味では「ベストエフォート」で有るのは料金的から考えても仕方がありません。
 その辺りは、運営会社を擁護する訳でもなく現実的に仕方のない話なのです。

 ハードウェアの契約保守などでも、松竹梅ではありませんが幾つかコースがあります。

  梅…営業日の営業時間中に受け付けた上で翌営業日以降に修理
  竹…営業日の営業時間中に受け付け、当日中に対応
  松…24時間即時対応

などのコースがあり、やっぱり松と梅なんかでは倍以上違う事もザラにあるのです。
 さらに、24時間対応でも、初動2時間以内・4時間以内など色々とコースがあるのですが、
ミッションクリティカルに近くなればなるほど値段が恐ろしく変わってきたりするのです。

 保守会社としては当然ですよね。
 有るか無いかも判らないトラブルの為に高給で拘束して待機する必要があるのです。
 深夜だろうが昼間と同じサービスレベルを維持させるには、途方もない費用が掛かるのです。

 お金を出している側が必ずしも強い訳ではありません
 目先の判断でお金を出さず、その商品が消えてしまったら代わりが期待できなくなるのであれば、
二人三脚で発展させて、永続的によりよいものを供給してもらった方が良い結果になるのです。

 その為には信頼の回復が一番の材料になるでしょう。

【運営側】

 ・運営側は顧客を信頼した上で、責任を持ってサービスを提供する。
 ・ゲームの秩序を乱す行為については、毅然とした態度を取る。
 ・単にポーズとしての動きではなく、実効性とプライオリティを判断した上での動きを心がける。
 ・月間レポートや随時提案内容が盛り込まれた情報を公開する。

【顧客側】

 ・単に誹謗中傷や、代案なしでの問題提起を行わない。
 ・ゲームシステム不備以外の不満は、本人の心がけ次第で収める事は可能。
  余暇を利用したゲームである以上、「全てはイレギュラーでしかるべき」と言った気持ちで臨みたい。
 ・他のプレイヤーの問題行動まで運営会社への不満にすり替えるのはやりすぎ。
 ・運営会社を信頼し、バグレポートや提案を提供する。

 この辺りが自然に出来るようになって、初めて信頼が回復したと言えるのではないでしょうか?

 現実的に考えても、短期間でここまでの結果がでると考えるのは不可能だと思います。
 でも、地道にこれを目指して行動する事が、関係改善の近道だと考えます。

 その為にも、あなたの意見も是非公開してみませんか?
 昔みたいにHTMLを覚えたりソフトを購入したりしなくても、無料のBlogなんて珍しくありません。
 Blogで有ればトラックバックなんかで、関連した意見を引用する事は簡単に出来るのです。

 興味がある意見はこちらでも採り上げてみたいと思っています。
 気長にお待ちしております。


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誤認される原因は何か/利用規約の解釈 Blog: リネージュ2誤BAN・不当BAN対策Blog
Date: 2005年10月01日 22:24
http://lineage.fem.jp/forum.php?msg=9733 リネージュ2情報交換サイト 今回の誤BAN・不当BANに関してのコミュニティーです。

コメント

ここの記事を読んで、あなたの意見もと在ったのでちょっと書き込んでみました。くだらない、とか問題外と言われるかもなのですが読んでいただけたら、幸いです。
今回、ガンホーによる「不正ツール使用者」の取り締まりの一貫とした情報確認が行われ停止措置が行われました。そこで、私の「アカウント停止処分」を受けたのです。理由は住所の番地が抜けているとのことでした。確認しなかった(何故確認してなかったのかは、元々きちんと登録していたと思い込み、告知メールも全く気がつかなかった)のは本人のミスである事には変わらないのですが、ヘルプデスクで問い合わせても過失も「規約」の上で認められない。との返答が来ました。確かに措置されるまでの過程(やり方)は、正しいかと思います。でも、規約だから過失も駄目と言われるにはとても納得できないのです。
処置された上で、交通ルールに例えるなら「速度違反」に捕まったようなものと言われましたが、交通ルールに例えるなら速度違反等はゲーム内での「マナー違反」とかに当たるのではないかと思うのです。ガンホーでIDを発行する時点での問題だから、車で言えば交通ルールで取締りを受ける以前の問題で、「免許証の取得」に当たると思うんです。そう考えると、いくらやり方がどうのと言っても規約違反な内容で発行が行われる事自体にも問題が在ったので無いかと思うので、ユーザーだけの過失を責める権利は在るのでしょうか。相手が会社であり規約を破っていたといっても、会社を騙すような架空などの登録で無い限り、誠意とか自己改善の意志を受け入れるような場を求めたいと思うのはユーザーの勝手な意見でしかないのでしょうか。

Date:2005年01月11日 16:07
Posted by: 未熟者
URL:

 未熟者 さん

 お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
 アカウント永久凍結との事で、心中お察しいたします。

 状況的には免許証を例に挙げておられますが、強引に解釈すれば「自賠責保
険が切れ状態の車を気づかずに運転してしまい、何故か免許取り消し」のよう
な感じでしょうか。しかも、他にも「私も払ってないけど捕まらなかった」と
いう意見を聞けば聞くほど、「何で私だけがこんな目に…」と感じるのも無理
はありません。ましてや違法改造の車が大量に走っているのに取り締まりさえ
していないような状態です。

 しかし、その部分はどうやっても覆ることはありません。
 誰を責めても仕方が無い「事実」として受け止める他に無いと思います。

 但し、もし「jROに戻りたい」という強い意志があるのであれば、世論を味方
につけるべく、何らかの活動(サイトでの情報交換、投書、公的機関への相談等)
を行うことも出来るかもしれませんが、望み薄であることや、現実的にそこま
での価値を見出せないのも有るでしょう。

 コメントを読ませて頂いたうえで、やることなすことを頭ごなしに否定され
る方ではないと感じておりますので、言葉は悪いですが「ダメで元々」と割り
切った上で、冷静に復帰の道を探すのもひとつの手ではないでしょうか?
 もし、そこまでの価値が無いと感じられるのであれば、逆に「運が悪かった」
と、悪い事は綺麗さっぱり忘れてしまった方が、精神的に楽になれると思います。

 コメントありがとうございました。

Date:2005年01月13日 12:42
Posted by: かつ
URL:http://1030.ragna.info/

コメントをありがとうございます。
読んでいて、とても安心致しました。

私自身今回の措置で色々と勉強する事が出来ました。自分なりに色々なサイト見てまわったり、相談もしてみたり・・・。
けど、調べれば調べるほど「規約」と言うものは「どんな内容でも絶対」で在るものなのかと言う事や、この会社に対しての
不安を多々感じました。
しかし、ゲーム内でのマスタを勤めている事から私の居ない事により解散状態になると言うメンバの危機感から、新たに
IDを取りプレイをしているのですが、このままで良いのか?と言う疑問がぬぐい切れません。

それと世論を味方にと言うご意見が在りましたが、どうにも告知メールが来ているにもかかわらず見ていないという部分
(詳細な内容は載せられないので簡潔な表現でしかなかったのです)が、中々同意的な意見は難しいようです。公的機関
においても「規約」と事前の「告知メール」の部分でどうにもならないような意見でした。

運営側として良いサービスの提供を掲げるなら、ユーザーは余暇を使いゲームを行うわけですから、様々な事情でネットに
繋げ無い状態等も在る(告知メールが見れない)ということも踏まえて、「規約」でも詐称と不備扱いについての措置に差を
設けて欲しいものです。

最後に「綺麗に忘れて」という事なのですが、そう言う考えも無くは無いですね。しかし、このゲーム性として仲間と一緒に
育てるという部分が在る以上、長い間かかって一緒に育ててきたという思いが「さっぱり」と言うには少し時間がかかりそうです。

Date:2005年01月14日 01:00
Posted by: 未熟者
URL:

> 未熟者 さん
 返答ありがとうございます。

 規約は絶対ではありません。
 また、企業にとって管理上明確な線引きを行いやすくする為に、過剰に
企業側に有利になるような規約を準備しているのが実情です。

 現実世界でも「頼めば無理を聞いてくれる」状況は色々あります。
 例えば、電車の切符を無くして駅員さんに相談したら、「次は気をつ
けて下さいね」とお咎め無く通してもらえた…なんかです。
 これも本来なら「乗車区間の3倍払い」というルールがあります。

 でも、これを規約に決めておかないと、不正乗車が横行する危険性が
有りますよね。それを踏まえた上での対応なのです。

 規約に書いていても有名無実であったり、実効性が無い事も有りますが、
そこに脆弱性(ウイークポイント)が出来てしまうと、そこを取り締まら
ざるを得なくなります。

 無理が通らなくなった時に、その規約が果たして法的にどうなのかと
いう問題は、専門知識がある人が判断するしかないのが実情です。
 「弁護士に相談したうえで云々…」と言っても、通常は弁護士は依頼者
の利益を最優先に行動するので、法や過去の判例に抵触しない限り、強引
な解釈だろうが何だろうがを使ってでも、依頼者最優先で動きます。

 前例が無ければ、有利な証拠を固めた上で、有利な判決が出るような
動きをしない限り覆らないのが、この国の法制度なのです。

 実際問題個人レベルでそこまでの準備が出来ないことを良い事に、
法すれすれの規約があったり、法改正や新法制定後もそのままになって
いる事は多くあると思われます。

 自分で動ける範囲で動くことしか、解決の早道は無いと思います。

 コメントありがとうございました。

Date:2005年01月14日 09:00
Posted by: かつ
URL:http://1030.ragna.info/
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