さすがに自分で読み返してもテンションが低いというか暗くなってくる話題が続いているのですが、
あと数日間ご辛抱下さい。
さすがにそろそろ連続勤務11日目で肉体的にも結構疲れていたりします。
さて、昨日公開されたガンホー株ですが、どうやら初値420万円だそうです。
公開価格が120万円とのことですので、一番最初に手放した方は3.5倍ほどの利益を生み出した
ようです。(正確には当然ここから税金がかかるんですが…)
正直なところ、現在の公開株主の大半は投資家ではなく投機家だと推測されますが、大半の
株式はロックアップ期間の6ヶ月を経過しないと、売り出しは難しいと思われます。
当然主要株主が大量に放出なんて事になれば、当然の如く信用不安を引き起こす為、
せっかく膨れあがった時価総額を引き下げることにしかなりません。
逆に言えば、6ヶ月間は大きく動かないと言うことも考えられるのです。
しかし、株式を含め、相場というのは得をする人の影で、必ず損をする人が出てきます。
特に、このような高価な株で有れば、転落時のダメージは計り知れないことになります。
本日の終値、480万円で購入したとして、半分の240万円に下がれば、そっくりそのまま240万円
の損失になる訳です。大卒の税込み初任給で20万円程度として、約1年分の月給に当たる金額
が、ほんの一日で消えかねない代物なのです。
当然これだけの金額ですから、人生を狂わせる人も居ると思われます。
勝ち組に入れば良い…と手放しで喜べるものでもないと思うのですが…。
勿論、当然一株あたりの金額が小さくても、沢山買えば同じ事かもしれません。
その分、高リスクで有れば普通は分散させようとします。
ここ最近のIPOでの一攫千金を煽る風潮から、ある意味ギャンブルになっています。
それだけではなく、JRAしかり、宝くじしかり、国を挙げて投機に走る現代そのものが、問題と感じる
事があります。
公営競技、公営事業で収益を公共事業に割り当てる大義名分はあるのでしょう。
しかし、TVCMや街中で広告を見かけると、
「こんな金があるなら公共事業に回すか配当に還元すれば…?」
と矛盾を感じるのです。
憂うべき対象がROだけじゃないと感じる今日この頃が、テンションを低くしているのかもしれません。
週末に休みが取れると明るい話題が出せるかなぁ…と願いつつ、今日はこの辺で。