【PCネタ】TEPCOひかり＆IP電話

　ちょっと調べて無かったので、この内容で悩んでいる方の参考になるかどうか微妙ですが、
載っけてみようと思います。

　前々から書いていますが、先日光ファイバーを引き込んだのですが、「@nifty光 with TEPCO」と
いうコースです。

　さて、今まではフレッツADSLを引いていたのですが、ご存じの方もいると思いますが、フレッツADSLは
標準状態で２セッションを同時に張ることが出来ます。

　どういう事かというと、同時に２つのプロバイダに接続することが出来るのです。

　上の図で言うと、PC又はルータの設定次第で、回線を切り替えずに同時にプロバイダAとプロバイダBが併用できるのです。
　私は光開通までは、BIGLOBE＋ぷららの２セッションを常時使っていたのです。

　もちろん、一般のネットサーフィンを行うだけで有れば、ブロードバンドルータ任せで一つだけの
プロバイダに接続しておけばいいのですが、プロバイダの会員専用コンテンツを見たり、IP電話番号が
２つ欲しかったり、自宅鯖運営でIPアドレスを複数欲しいなどの理由で、複数セッションはかなり
残しておきたい状況でした。

　TEPCOひかりもネットワークの構造的には上の図と同じような感じなのですが、大きな問題として、
「TEPCOの回線料金はプロバイダ経由で支払う」為、他のプロバイダとの併用が出来ないのです。
　別のプロバイダの認証情報を持っていても、TEPCO経由での接続はできないのです。
＃　勿論メールやHPの更新程度なら出来る所は多いです。

　悩んだのですが、通信費圧縮の為にその部分は目をつぶる決断を下しました。

　そこで、結構な電話魔なのでIP電話も導入する事にしたのですが、１機種しかない専用のIP電話
対応ルータを使用しなくては駄目なようでした。（しかもレンタル代５００円もする…）

　ここでちょっと問題になったのですが、自宅鯖を置く前提で、私の今まで使用していたルータは
ダイナミックDNS対応のもので、グローバルIPアドレスが変更したら自動的にDNSを更新してくれる
優れものでした。
　光なのでおそらく頻繁には更新されないと思いますが、このルータはどうしても自宅ネットワークの
一番外側に置く必要があります。

　IP電話対応ルータを、このルータの内側に置けないか色々と試行錯誤をしてみました。

　初めに、上の構造でルータ２段重ねをやってみました。
　一応上のルータでしたのルータのIPアドレスをDMZに設定しておきました。
　これで、外側から来たデータは全部IP電話用の下のルータに入ってくるはずです。

　とりあえずルータのインジケータは正常に付きました。

　この状態で「OK！」と思ってIP電話から発信しようとすると、なんとも奇妙な状態でした。
　相手側の呼び出し音が鳴るのに、受話器から一切呼び出し音が鳴りません。

　これでは無理です。

　ルータを入れ替えれば電話は使えるものの、ダイナミックDNSと設定変更での再起動が少ない
今のルータの機能が半減以下になってしまいます。

　そこで、以下の方法をダメ元で試してみました。

　メディアコンバータの下にHUBを入れて、２台のルータにそれぞれ@NiftyのユーザIDとパスワードを
入力してみます。

　すると、何と問題なく接続できました。

　そこで、自宅に転がっていたWebCasterV100というNTTのIP電話対応モデムがあったので、
それに設定をして繋いでみました。
　これには元々使っていたBIGLOBEのIP電話の設定がすでにされてあります。
　接続IDとパスワードをBIGLOBEのままにしてみましたが、さすがにこれでは繋がりません。
　接続IDパスワードだけを@Niftyに変えてみますと、これも問題なく接続できました。

　おまけに諦めていたBIGLOBE契約でのIP電話番号も使えます！

　気になったので念の為@Niftyのサポートに確認したところ、
「使えているので有れば（複数セッションの件は）問題ない」との回答が！

　結構NAT配下にIP電話ルータが置けなくて困っている方には朗報かと思います。
　興味ない人にはどうもすみませんです。
　と言う訳で、全くROにも関係ないネタでしたので、別カテゴリを作ってみました。

　ネタに困ったらこのカテゴリの内容が増える…かもしれません。（苦笑）

投稿者 かつ : 00:37 | コメント (3) | トラックバック (0) |