2005年04月26日

【JR脱線事故問題】関西の鉄道事故に思う

 未曾有の大惨事となってしまいました。
 死者、犠牲者の数ともにJR民営化以降、最悪の鉄道事故だそうです。

 関西出身ですが、事故のあった路線は一度通った限りで、下り方面でしたので場所もあまり
ぴんと来ないのですが、大阪との県境ぎりぎりの所です。

 今のところ知人に巻き込まれたと言う話は耳にしていませんが、犠牲になられた方に謹んで
お悔やみ申し上げます。

 ただ、この事件の報道で幾つか言いたいことがあります。

 事件の衝撃度から、色々ニュースソースを斜め読みしていますが、憶測が結構混じっていたり
しているように見受けられます。
 事実は今後調査の上判明すると思われますので、憶測で悪人を仕立て上げて欲しくないです。

 もう一つ、新聞各社のインタビューなども盛んなようですが、当事者の方の神経を逆撫でするような
報道は、逆に不愉快です。

 報道である以上、恣意性や話題性は必要有りません。

 かけがえのない家族を失って途方に暮れている遺族に対して、無神経にカメラやマイクを向けて
「報道の自由」を高々と掲げる以上に、「人としてのモラル」が有るのではないでしょうか?

 「報道の自由」は営利活動の為にある錦の御旗では決してないはずです。

 まずは事実を淡々と、間違いがないように報道して頂きたい…。
 それ以上のことは、少なくとも報道マスコミが行うべきものではないように感じます。

 とりあえずは、全ての行方不明の方の救出を頑張って頂き、その後時間を充分に掛けた上で、
このような事故を起こさないような再発防止策に繋げて頂きたいと、心より思います。

 そうしないと、きっと多くの犠牲になった方々が浮かばれませんから…。


このエントリーのトラックバックURL:
http://mt2.ragna.info/mt-tb.cgi/410

トラックバック

コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?