2005年05月18日

【オフラインミーティング】第2回質疑「不正行為者の取り締まりについて」(1)

 今日は半分酔っぱらいモードだったりするのですが…(汗

 長々引き延ばすのもけじめが付きませんので、少しずつ簡単に考察を行っていきたいと思います。

ラグナロクオンライン公式サイトに、BOT報告ページへのリンクやバナーを作成する掲載することはできませんか?
 「セキュリティの掛かったページ」云々については見当違いだと思うのですが…
 別にリンクを張ってあっても、ひとまず認証画面を出せば済むだけの話ですし、また、ヘルプデスク
への投稿の際に個別でアトラクションID及びパスワードを要求しており、ユーザビリティは正直あまり
良くないように感じます。
 改良するつもりだとのことですので、今後に期待いたします。
 ただ、Webヘルプデスクを含めた会員管理システムを更新予定とのことは、前回オフミでも聞いた
覚えがあります。(確か堀氏が「第3期システムとして構築予定」と言っていた記憶が…)
 言い逃れの出まかせだと言われない為にも、四半期ベースでの努力目標は欲しいところですね。


ラグナロクオンライン公式サイトに「不正ツールの使用禁止」というバナーや表示を掲載することはできませんか?
 キャンペーンを張って周知徹底するのはいいのですが、この部分はかなり現状でも不明瞭です。
 「ノーマナー」と同じように、本来自制すべき部分と、咎めるべき部分を混同されるような線引きは
今以上に「破った物勝ち」になるのは言うまでもないと考えます。

 ここでの私のスタンスは、古くから存在している支援ツール(クライアントの省力化、高機能化)は
容認されるべきという意見で書きます。
 これは他の方に支援ツールを推奨すると言うことではありませんので、念のため申し添えます。

 不正の定義が曖昧であり、明確な線引きをすればするほど屁理屈のような質問が飛んでくるようで
このあたりは大変だろうなとは感じます。独自開発ツールを一切認めない代わりに、アンケートなどを
実施し、定期的に「こういった機能を付けて欲しい」という意見を収集し、ニーズの高そうなクライアント
機能拡張を頑張ってもらえるならばそれに越したことはないのですが…。
 「面倒だから全部禁止」となる理由は、心ないプレイヤーの暴走が一因だと考えています。

 個人的見解として、「ルールはルール」だとは言え、単純にクライアント拡張機能程度で他の
プレイヤーに一切支障が出ないもので、なおかつガンホー社が動作仕様を把握しているものに
ついては、公認ツールとして許可を行うスタンスがベターだとは思います。ただ公開された状況で、
加工を一切行わず、正常動作をするかどうかも各ユーザの判断に任せると言う条件付与が困難
だと思うので、やむなく全部禁止にせざるを得ない現状なのでしょう。

 現在のようなプレイヤー有志が独自にメモリ参照を行い、アドレスリストを提供する形ではなく、
ガンホー(重力)社側が一定の支援ツール用に提供する拡張データを参照することだけを認める
ので有れば、支援ツールと不正ツールの線引きが明確になるように思います。


不正ツール抑制の施策によって、ゲームにログインできなかったキャラクターは全て調査していますか?
 こんなの普通に考えても手作業で調べる人なんて居ないでしょう。確かに機械的にモニタリングする
だけでも膨大な量のログにはなるでしょうけど、プログラムの癖を見つけることは比較的容易に行える
と思うのですが…。
 明らかに人間業とは思えないコマンドの応答であったり、何か手掛かりはあるように感じます。
 「特定条件下でこの事象が発生すると調査対象」と言う閾値は表現できないにしても、存在して
いるが非公開と言うわけでないのならば、そういった部分を調査すれば、更に調査対象の絞り込みが
容易に行えるのではないでしょうか?

 人的資源など、何処の会社でも限られていて当然です。
 少ない労働力で効率の良い対策を行うことは、営利企業で有れば当然だと考えています。

 「この取り締まり方法では効率が悪く、対策漏れがある」という状況で諦めていれば、信頼を損なう
だけなのですから…。


 今日はこの辺で、続きはまた明日にでも続けます。


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