2006年04月03日

【雑記】JASRACの話

 昨年半分勢いで申請してしまったJASRACの手続きが先月で満了したことは先日お話ししましたが、ちょっと申請時に気になった事を幾つか書き残してみます。

 このサイトでは「詞及び曲」を同時に1曲紹介できるよう許諾を受けているのですが、実は昨年申請時に少々やりとりがありました。

 と言うのも、「詞と曲を同時に紹介する場合はそれぞれを1曲と見なす」という規定があるようなのです。その為、1曲だけという許諾では同時に公開する事は出来ない旨、JASRAC担当者の方より電話を頂いたのです。

 そこで、「当面は歌詞の紹介をメインで、ゆくゆくは音楽に切り替え、同時には使わない」事を条件に詞及び曲1曲のみの許諾を受けたという経緯がありました。

 しかし、この言い分はおかしな話だと思うのですが…。
 同じ曲で詞と曲を分離して考える必要など何処にあるのかがかなり疑問です。

 続いて、今年3月下旬にJASRACより登録期間満了の通知が届いたのでサイトで更新手続きを行っていた際に、「音楽利用の手引き」というPDFファイルを見つけました。

 この中に、「J-CLEF Reader」というアプリケーションについて記述があったのですが…。

(以下引用)
(4) この許諾マークはpng 形式の画像ファイルですが、この画像ファイルには不正使用防止のための情報が電子透かしによって埋め込まれています。この電子透かしの内容は、JASRACが無償で配布するJ-CLEF Reader をインストールすることによって誰にでも読むことができ、容易にその真偽が確認できます。
(引用終わり)

 で、折角自分の情報を登録している以上、覗いてみたい好奇心もあり、JASRACのサイトを探したのですが一向に見つかりません。
 で、次にGoogleで検索してみたものの、検索結果にはほとんど出てきません。この許諾マークだけを他のサイトから拝借して、サイトに掲示しておけば傍目には正規の許諾者かどうかは全く判らないのです。勿論巡回の際には許諾マークの真贋チェックくらいはしているのでしょうけど…。

 気になったので先週月曜にサイト上のフォームからこのソフトの公開先を問い合わせたのですが、本日の時点で全く回答はありません。
 質問すらまともに返さず、集金だけはきっちりとと言う体質が見えてしまったように感じます。

 …正直こんな態度では普通に考えても払う気なんて起きない様な気がしますが。
 回答が来ない限りは次回の更新は考え直すかもしれません。微々たる額とは言えアーティストに還元されない以上、支払う理由などありませんし。


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