2006年05月30日

【雑記】いまさらながらに事件を考察…

 詳細はここで紹介しなくともご存じな方は多いかと思いますが、要点を整理してみます。
 ちなみに、客観的視点から見ている為、ガンホー社側を擁護する訳でも、プレイヤー側の行動を100%賛同する訳でも無い事は先にお伝えしておきます。

・プレイヤーキャラクタがBOT(と思われる)キャラクタをバグ技でテレポート不可能地帯へ収監
 →正当な方法では出来ない以上、グレーである事は否めないので、アカウント停止をされても仕方のない行為ではある。
  但し、プレイヤー側も相打ち覚悟での行動だとは思いますが…。

・察知したGMがプレイヤーに対して中止を言い渡す
 →規則で動くGMとしては当然ではある行動。
  ただ、現実世界では「疑わしきは罰せず」かも知れませんが、システム屋としては「疑わしいのが罰せないのは無能である」と考えます。

・プレイヤーキャラクタはGMに対し、BOT(と思われる)プレイヤーで有るので、処罰して欲しい旨を願い出る
 →現行犯での認知が出来ていないから確かにその場での処分は困難。
  それでも、アリーナという取調室があり、状況を聴取する事くらいはそう難しくないと考える。
  それすら無しで無罪放免はプレイヤー側は到底容認できない。

・GMは通常のヘルプデスクから投稿するように要請
 →GMマニュアル上の職務としては想像の範囲内。(ごく当たり前の受け答え)
  但し通常のヘルプデスクで要請した不正キャラクタ申告の効果は今までの経緯からからも期待薄だからの直談判である。
  質問に対して全く耳を貸さず、「言質を取られないように」と頑なに発言を黙殺したのが逆効果と考える。
  これでは、プレイヤーの言い分を一切聞き入れようとしない分、到底プレイヤー側も受け入れられないだろう。

・BOT(と思われる)キャラクタをスタック扱いし、通常フィールドに復帰させる
 →せめて事情聴取、ログ精査、要調査リスト入り(これは秘密裏でしょうけど…)等の対処はすべきではないか。
  但し、秘密に内偵する事は明かせない以上、この点の不信感はどうしても拭えないのも事実。

・プレイヤー側も引くに引けない状況となり、強制ログアウト
 →これも一部仕方ない部分ではある。
  末端GMの裁量に任せて…という訳にもいかないのは当然。
  また、イレギュラーな手段を使用しており、GMサイドがお互い様と判断するのはやむを得ない。

・次回メンテでテレポート不可能地帯へのポータル転送、/memoを規制される。
 →BOT対策は依然満足出来る状況ではなく、プレイヤー側の心情ではBOT容認と勘ぐりたくなる。

 しかし、毎度の如く客観的証拠となりうる「一連の会話入りのスクリーンショット」が公開されてしまい、収拾がつかないところでまたもやオフラインミーティングで濁す…と思われても仕方がない様な気がします。

 本来で有れば、何ら不満なく、定期的に開催した上で前向きかつ斬新な意見を集約できる場に向けていれば、第一回オフミの際に堀氏が会場で話していたような、プレイヤーと運営会社の交流の場に向かって来ているはずなのですが…。
 当時も「どんどんこういった場の回数を増やしていきたい」ような事を言っていたはずなのに、何故か大事件後に開催するせいで、折角の試みが全て逆効果だと感じてしまうのです。


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