【雑記】逮捕の件

　今日は週末の立体ジグソー（苦笑）の影響で今帰宅しました。

　さて、ニュースサイトでも話題になっていますが、元ガンホー社員が上司のユーザーアカウントを盗んでZenyを増殖させ、RMT業者へ横流しした疑いで逮捕されたそうです。

　実は、このニュースはお昼休みに知ったのです(テトランさん情報提供どうもです！)が、実はその時には余り大事だとは思っていませんでした。

　以前から私は、DBを自由にアクセス可能な社員であれば、パラメータを直接弄るだけで好き放題出来る以上、わざわざ人目につくBOTなんか使わなくても大丈夫じゃないの？と思っていたのですが、事実それが起こってしまったようです。

　しかも今回の問題ですが、実は671Gzというとんでもない量のZenyが取引されて初めて発覚した…というのが正直な話一番の大問題だと考えています。

　基本的にはROのゲームシステム上、
(1)ZenyはNPCしか生み出せない
(2)店売りで高価格となる収集品は限られている
(3)ユーザー間のZenyのやりとりではZeny量は変化しない
(4)アイテムもモンスターが無尽蔵に落とすものの、産出(モンスターからのDrop等)量と消費(NPCへの売却)量の差くらいは簡単に計測可能

ことなどから、Zeny収支と現在の流通資金量、アイテムの生成量と消費量を比較しさえすれば、謎のZenyの食い違いはすぐに明るみに出るはずなのですが、その辺りが一切出来ていないことが露呈した訳です。

　当然ワールド数の問題も有ったり、人口比や資金需要などを考えても平均値は出せないにせよ、一気に流通しているZenyの2割程度が不正に生み出されたようです。
　MMOと言う特性上、実経済以上にインフレ傾向は強まります。

　また、参考情報として、小口でのRMT売却価格相場からしても不正利得の金額が過小評価気味でもあり、今回の事件はまさに氷山の一角だという感じがします。

　しかし、折角キャンペーンとかで応援したくても、身内でこんな不祥事が有れば無法地帯になるのは見え見えなんだけどなぁ…(汗)
　今回の件については批判を通り越して罵倒されるのを覚悟してでも、目先の馴れ合い程度の対外的処分などでは済まさず、強い姿勢で正常運営化を邁進し、有耶無耶にせずに生まれ変わった気進めてて欲しいです。

　冷静に考えれば、善悪を抜きで言ってしまうと、ROと言うコンテンツにそれだけの価値を見いだして、お金を出す層がいるのですから、そう言った層に気持ちよく利益を生み出して貰えるよう改善することが、今後の発展に繋がるのでは…と考えます。

　実際に起こってしまったものの、逮捕という一段落付いた状況で調査結果を詳細に公開したことについては、一応評価したいと考えています。
　ただ、ここのタイミングで出せる膿は全て出し尽くして、クリーンな運営になってくれることを、１ｊROプレイヤーとして切に期待したいです。

投稿者 かつ : 01:37 | コメント (1) | トラックバック (0) |