このままではJR備忘録になりそうな今日この頃なのですが(汗)
昨日、少し締めくくりで触れた部分だけを捕捉しておきたいと思います。
ちなみに、私はJR西日本社員叩きとガンホー社員叩きの根底に同じものを感じています。
どちらも従業員であるとともに、プライベートは尊重されるべき一個人なのです。
決して不眠不休で忠実に作業をこなすだけのロボットではないのですから…。
私がこの部分で問題にしているのは、以下の二つですが、
・マスコミ(世論)が向けるJRに対しての罵詈雑言
・プレイヤー(世論)が向けるガンホー社に対しての罵詈雑言
確かに人命と言う部分では格は違います。
ただ、事故を引き起こした張本人でもない末端社員にまで、プライベートすら許さない風潮って
いうのは間違っていると考えます。
決して担当者は全ての人にとって思うがままに動くロボットではありません。
ましてや、誰しも休日にはプライベートな予定だって一つや二つ有るのですから。
そのあたりを含めたとしても、当事者でもないマスコミが、被害者面して碌に事実確認すら出来て
いない状況で罵声を浴びせるのは、私には残念ながら同レベルにしか映りませんでした。
休暇中のボウリング大会が今回の事故にどう影響するのでしょうか?
居酒屋の領収書を得意げに晒してどうなるんでしょうか?
長年、共に働いてきた仲間をねぎらうことすら許されないのでしょうか?
こんな事件が原因で、将来の鉄道業界を志していた人の職業意欲を削いでしまったとしたら…。
有能な人材が育たないことは、社会的に考えてもマイナスじゃないでしょうか?
ただでさえこの世の中あらゆる業界において、団塊世代が定年を迎えるこの時期になって、後継者
問題を迎えているのは有名な話です。これは、バブル崩壊期に新卒社員の採用を手控えた会社が、
企業の中心となる人材が不足しまい、現在の役職者が定年で会社を去ってしまった後をどうするか
といった現象です。
余談ですが、エンジニア、すなわち技術者は、入っていきなり一人前に仕事をこなせるわけではな
いのです。職業として熟練が必要なものほど、スキルの移転(後継者の指導育成)に時間が掛かる
訳です。本来、その部分を考えた上で経営を行うべきですが、これもあと15〜20年後、笑っていら
れない会社も多数有るような気がします。
正社員を採用しなくなった会社、自分への評価を満足出来ない人間に、会社への忠誠心が保
てるとは到底思えないのです。
会社がコストばかりに目を向け、自社の社員を守らなくなってしまったのですから…。
最終的には全ての原因が解明できて、二度と同じ過ちを起こさないことに繋がるような報道で
なければ、社会性は無いと考えています。
日曜の朝一番から、業界を統括している大臣がテレビで間抜けな発言をしている時点でそもそも
難しいのかもしれませんが…。