らぐなそあさんとアゲインライトさんに先日の記事のフォローをされていました。
結構暗めな話題の時は、言葉足らずだったり疲れていたりと、負のオーラが漂うような、読んでいて
後味の悪そうな文章になってしまい、結構読み返して「わかりにくいよなーこれ…」と自分でも思う状況
だったりするのですが、こうして指摘して貰えると、どこが足りない部分なのかを客観的に知ることが
出来るので、かなり有り難いです。
さて、先日の「I am not "User", but I am "Player".」というエントリーですが、どちらかといえば
らぐなそあさんのご指摘の通りです。
「プレイヤーとしてプレイすること」がゲームを使う目的なので、ガンホー社から見た「ユーザー」という
視点で語ることに違和感がある…とでも言えばいいのでしょうか。
ぶっちゃけると、「何も考えずに純粋にゲームを楽しめる環境を作ってよ!」という事になります。
狩り場に行けば嫌気が差すほどのBOTが居て
そのBOTのせいで狩り場がギスギスして
現実に目を背けるかの如く狩りに熱中するあまりに、狩りでのレベルアップという手段が目的になり
プレイヤー間の意識の相違でライトプレイヤーとヘビープレイヤー間の溝が深まっていき
ゲーム外のコミュニティを見てもRMTの広告に辟易する。
この状況で万全な管理が出来ているのか?と聞いてどんな返事が帰ってくるのでしょうか?
上記の理由の全てが管理会社の責任とは言いません。
根源は一部の心ないプレイヤーで有るのは紛れもない事実でしょう。
でも、果たして「悪い芽を摘んでこなかった」管理会社に落ち度はなかったのでしょうか?
仮想世界の住民を疑心暗鬼にさせてしまった原因は、いったい何だったのでしょうか。
そんな現状で社長が「ユーザーはガンホーという会社に紐付いている」等と発言しているのが滑稽で
その辺の皮肉を込めて、このエントリーを書きました。
また、アゲインライトさんが言うように、
また、「ユーザーとプレイヤーが実は同じ集合ではない」という違いもあります。商契約を行っていながら遊んでいない、あるいは正規の遊び方をしていないユーザーが要るため「ユーザー⊇プレイヤー」となっています。最も分かりやすいのはBOTです。特にRMT目的のBOTは「遊ぶ」と言う要素を排除し、ユーザーやあるいは動かしている人物がクライアントの前にいるとは限らないわけですから、これは固体としての人間がゲームを楽しんでいる姿になりえません。労働者として雇われRMT用にゲームを行うのも同じです。そのような場合、労働者自身が行っているのはゲームというツールを使った単なる労働でありゲームで遊んでいるわけではないですからプレイには当てはまりません。
その意味では、ガンホー社はしきりに「ユーザー」という単語を使いますが、間違っていないことに
なります。
狭義の「プレイヤー」以外の数値も入っているのは明白な以上、「ユーザー」には違いない訳です。
私が発言するとしたら、「プレイヤー」をどんどん増やしたいと言いたいですし、しきりに「ユーザー」
を連呼するより、「ファン」や「プレイヤー」という単語を使うでしょう。
穿った見方かもしれませんが、「お金さえ払って貰えたらお客さん」であり、何をやってもお咎め無し
になってしまうように汲み取れます。資本主義である以上お金は重要ですが、これでは拝金主義に
しか見えないのです。
確かに綺麗事だけでは株主は納得しないでしょうけど、企業理念もあったものじゃないでしょう。
ガンホー社が提唱するテーマパーク構想に仮定しても、パーク内で暴れ回っても酒盛りして空気を
読めない行動を取られても、スタッフは見て見ぬふりで、人気のないアトラクションを淡々と開催する
だけの寂れたパークだとしか想像できません。
第2回オフラインミーティングですが、場所の問題もあるので結構反響はまだ小さいのですが、
せっかく縁有ってゲームをプレイする気になった顧客をどんどんファンにしていけるよう、ガンホー社
としても、ファンとしても実りあるイベントになれば良いなと考えています。