【雑記】Win-Winの法則(2)

　これの続きです。

　短期的に見ると、「支出は少ないに越したことは無い」というのは当然なのですが、長期的に見たら
果たして安くなるのだろうか？ということを考える必要があるのです。

　昨日の例で行くと、シェアを確保すれば「釣り上げた魚に餌をあげない」経営を行う会社は少なく
ないのです。また、独占状態を維持されれば競争原理が働かなくなる為、そういった点も問題に
なるでしょう。

　特に、事業の潜在価値を生かせずに、「採算が取れないから廃業」などとなってしまっては困る訳
で、特にインフラ関係の廃業や安定供給ストップは社会問題となる訳です。

　これは例え話ですが、ある日突然「インターネットでは儲からないから」と全国のプロバイダが次々に
廃業したとしても、今更ダイアルアップに戻れないので、恐らく大騒ぎになるでしょう。
　数少ないプロバイダは当然値上げやむなし…と、高くても加入する層をターゲットに高額化する
ことも考えられます。

　こういう話をすれば、ちょうど街角Yahoo!BBのパラソル部隊とか、某管理会社は思い浮かんでくる
訳です。

　この辺りもあり、結構突き詰めると色々考えさせられる話ではあります。
　近いうちにでもSig.さんがコメントで紹介してくれた本あたりでも読んでみたいところです。

　しかし、学校に行っていた時代には余り興味持てなかったんですよね…経済学部卒なのに（苦笑）
　今更になって「もっと勉強しておけば…」とか後悔しても遅いのですけどね。

投稿者 かつ : 23:37 | コメント (2) | トラックバック (0) |