2005年11月23日

【オフラインミーティング】「第3回ガンホーオフラインミーティング」ゲーム全般について(1)

 今回は大変遅くなってしまいました。

 ひとまずROに関わる部分がメインになりますが、一問一答形式でコメントしたいと思います。

ポトリス2の公式サイトに力を入れていないのではないですか?
ポトリス2の公式サイトは、「オンラインアクションゲーム」のひとつとして存在しておりますので、ポトリス2だけの公式サイトという位置づけではありません。ユーザー様の反応やアクセス数などを参考に、今後どのような形が使いやすいかを検討したうえで、改めてリニューアルしていきたいと考えています。また、弊社としては「オンラインアクションゲーム」全体を盛り上げていくことが、ポトリス2も盛り上げていくことにつながると考えています。
 ROのサイト構成にも繋がると思うので少し言及してみることにします。

 ROでも言えている部分ですが、公式サイトへの考え方は人それぞれだと思います。
 私自身は、公式サイト上での「ゲーム攻略本」的な情報提供までは、どちらかというと否定的
だったりします。というのも、どうしてもゲーム内にはブラックボックスで置いておいた方がより楽しめる事も
有るので、全てを網羅して書く事が手放しで良いことではないと考えます。
 また、「必要がなければ見なければよい」と言う意見もあるでしょうけど、どうしても公式サイトという
ソースの性質上、「必要が無い人にも情報が伝播する」事は否めません。

 ただ、これを言ってしまえば「公式ガイドブックとして販売するのは如何なものか?」と顔をしかめる
方も居そうですけど、企業として対価を見込める情報を販売することは何ら間違っていません。
 但し、発売早々に購入者に誤植を指摘されている現状なのは手落ちだと思いますので、対価を
要求する以上、求められる精度は高くなるのが当然なのです。


ラグナロクオンラインで、キャラクター名に使用しても表示されない文字列(改行コード等)がありますが、表示されない文字は使用できないようにできませんか?
この現象は、弊社としても確認しています。しかし、該当の文字を使用している既存のキャラクターへの対応も併せて検討が必要な問題であるため、開発元と協議をしている段階です。
 この部分はある種、ゲームの脆弱性に当たる部分ではないのでしょうか?

 Wis(プレイヤー間のコミュニケーション)すら通らず、「プレイヤーネームがユニークである」という信頼性
を崩してしまう重大な脆弱性だと考えます。
 勿論、データベースの定義で今から弾くことが出来ないのは理解出来ます。

 ところが、これを脆弱性と取らなければ、今後不正プレイヤーが永久的に「同じように見える名前」
を使用可能になるのです。
 ここで簡単に取れそうな対策ですが、「キャラクタ名で使用出来ない文字」をルールとして定め、
「キャラクタの新規作成時にチェックして除外」すれば、今後は紛らわしい名前を使わずに済みます。

 ここで空白もどきの文字コードを一網打尽にしてしまえば、今後は使えなくなるのですから、影響度
を最小限に、水際で食い止められると思うのですが…。


ラグナロクオンライン起動時画面から、アトラクションセンターやWEBヘルプデスクに移動することができるようになりませんか?
今後の予定にはありますが、現状のシステムでは直ぐに変更することはできません。また、ラグナロクオンラインだけでなく、他のアトラクションについても、あわせて変更していく必要があるためどう進めるべきか全体をみて検討します。
 これは公式のページビューを増やす為には非常に効果的だと思うのですが…。

 企業サイトのページビューが増えるということは、「それだけ情報を提供しやすくなる」ということであり
ここに閲覧者の望むコンテンツが有れば相乗効果になるはずなのです。
 例えばグッズに興味があるのに、公式を見る習慣がない人にはなかなかPR出来ません。かといって
ゲーム起動画面での告知事項に広告まで載せると、非常に不評を買うと思います。それ以前に
テキストのみの情報だけでは販売促進効果も薄いでしょう。
 しかし、既に公式サイトでPRしている以上、「サイトを見る絶対数」が増えれば、一定の割合で
興味を持つ人も出て来る訳で、こういった変更はさほど費用が掛かる訳でもなく、メリットも大きいと
考えます。
 サイトへ誘導する看板を一つ増やすだけで、閲覧者をスムーズに誘導することが可能な訳です。


ラグナロクオンラインにおいて、システム的に「古木の枝」をどのキャラクターが使用したか分かるのですか?
現状ではゲームシステム的に確認することはできません。
 これは本当だとすればちょっと問題発言だと思うのですが…。
 裏を返せば「アイテムの増減ログが全く取れない」ということです。

 消耗品で有る「ハエの羽」の増減で、例えばハエパケ判定が出来ないかという話が良くあります。
 これも含めて「現状では出来ない仕様である」ということになります。

 勿論ソースコードレベルでの手直しが出来る開発者が数行追加するだけで取れるとは思います。
 しかし、Max5000人を超える同時接続規模のシステムで、安易にトランザクションログを取ろうと
したら、それが原因でシステムダウンを引き起こす危険性も勿論考えられます。

 それでも、パフォーマンス上の制約だったのかも知れませんが、非常に不正の判断が付けにくい
システムのようです。(今更何を言う…という話なんですけど。)


ラグナロクオンラインのアイテム「古木の枝」で出現したモンスターに、アイテムを使用したキャラクターの名前を表示させることはできませんか?
「古木の枝」については、以前行っていたインターネット放送「ラグナロク天国」の番組内で取り上げたことがあります。その際にも様々なご意見が寄せられ大変参考にさせていただく部分が多くありました。ゲームの仕様として変更して欲しい部分や今回のような提案については検討させていただきますので、WEBヘルプデスクからご投稿ください。

 このメッセージの最後の括りを「誰に投げているのか」と言う部分に疑問がありますが…。
 あくまで「質疑応答を見ている非参加者」か、「参加者が今後アイデアや要望を思いついた時」
と言う取り方というので良いのでしょうけど、結構言葉足らずに感じました。

 まさか、参加者に「もう一度WEBヘルプデスクから投稿し直してね」と言うはずはないでしょうから。

 ただ、思うにWEBヘルプデスクへの不信感の大半が「メッセージが一方通行である」と言うことに
尽きるのです。投稿者には折角の提案が、「きちんとアップデートの議題に上っているか」と言うことを
知る由が全くないのです。
 全てにおいて報告をする訳にはいかないのは理解します。

 しかし、前向きな提案や要望、指摘については、プレイヤーの立場からすれば、どんどん公開して
欲しいのです。とはいえ、実装予定の段階であまり情報を広めすぎるというのも、競合するゲームが
多くある以上、非常に難しい話なのかも知れませんが…。

 それでも、建設的な要望が「取り上げられているのか」と思えば、投稿者のモチベーションは明らかに
変わるはずです。


 後日に続きます。


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