先日書いたエントリーの回答がシックス・アパート社から帰ってきました。
要約すると以下の通りです。
（質問）
１） 日本語化した MT2.661をマルチユーザー環境で使用しており、メンバー(約30名)が共著する形で一つのブログを運営しているが、ライセンス的に問題があるか？
２） これをMT3.xへバージョンアップをする場合、どのライセンスが適用になるか？
（個人用無制限ライセンスは適用できないのか？）
３） ライセンス上で認められる範囲を明確に教えてほしい。
（回答）
１） MT2.xについては日本法人では一切関知していない。但しライセンス許諾上、許諾された範囲内での継続利用は可能。（勿論サポートも不可能）
２） サークル等一つのテーマに沿ったブログの運営となるためユーザライセンスを購入する必要がある(1名当たり約5,000円)
３） 現行ライセンス上、個人無制限ライセンスはあくまでも個人の別名用であり、それを超える場合は使用を認めていない。(１テーマを複数で書き綴るケースは個人利用とは見なさない。)
費用的な問題でMTが不可能であれば、ASPタイプのTypePadの有償プランで複数投稿者での運用が可能なので、それを検討してほしい。
返事を読み、非常に残念です。
一応現行2.661についての判断は明言されませんでしたが、少なくともMT3.xにバージョンアップするという選択肢は消え去ってしまいました。
MTがかなり高機能であるのは理解していますが、趣味レベルで30名使うから15万円払えといわれても、現実問題でおいそれと出せる金額ではないのは明確です。勿論、使い勝手やできる事も商用利用可能なレベルである以上、使いたければ払うのが筋であるのですが、MTに縛られなければいけない訳でもありません。
また、提案して頂いたTypePadも、@nifty提供のココログの場合だと最大10アカウントと、明らかに今回そのまま移行可能とも思えません。
一応即座に閉鎖するように指示されなかっただけ不幸中の幸いだったのかも知れませんが、グレーゾーンで使い続けるのも良い気分ではない為、ライセンスが明確であるSerene BachというCMSを現在検討しています。
移行に少々手間取りそうなのですが、１ヶ月を目処に何とかしたいと考えています。